■ 犬を車に乗せているときに、熱中症にかかってしまわないか心配。。。
■ 運転席は十分に涼しいが、後部座席が涼しいかどうかわからない。。。
■ 犬の熱中症対策を行っているが、この暑さでお出かけしていいの?
このような悩みをお持ちではないでしょうか?
こむぎパパは西東京に住んでいて、コーギーのこむぎを飼っています。
ホンダのフィットで愛犬とお出かけしているのですが、5月~9月は車内も暑くなり、暑さ対策に色々と悩みました。
結果、「まずは温度と湿度を把握すべきでは?」と考え、温湿度センサーのInkbird IBS-TH1を購入しました。
この記事では、購入した温湿度センサーのInkbird IBS-TH1について、次の3点を解説します。
✔ Inkbird IBS-TH1を選んだ理由
✔Inkbird IBS-TH1で実際に測定してみた
✔Inkbird IBS-TH1の感想
Inkbird IBS-TH1を選んだ理由: Bluetooth接続で、安価だったから
Inkbird IBS-TH1の購入の決め手
今回は、こちらのInkbird IBS-TH1を購入しました。
購入の決め手は、
● スマホと温湿度センサをBluetoothで接続できるので、自分は運転席にいながら、車の中の色々な場所の温湿度を測定できる。
● 値段が3,000円強で、そこまで高くない。
という2点になります。
その他の検討した商品
Inkbird IBS-TH1を購入する前に、次の2種類の商品も検討しました。
- WIFI経由で温湿度を測定できるセンサー
- コードをのばして測定する温湿度計
繰り返しになりますが、今回の私の目的は「運転席から、車の中の離れた場所の温湿度を測定する」ことです。
WIFI経由で温湿度を測定できるセンサー
日本製で安心でき、また、温度や湿度に応じて他の家電を動かせる可能性もあり、楽しそうだな~と思いました。
しかし、車の中で温湿度を測定するためにはスマホでデザリングが必要となるため、面倒なので諦めました。
コードをのばして測定する温湿度計
特にスマホと連携せずに、運転席からコードを伸ばして温湿度を測定することも検討しました。
もっとも単純な測定方法ですが、車内で測定するためにはコードを固定しなければならず、面倒なので諦めました。
Inkbird IBS-TH1で実際に測定してみた
車の中にInkbird IBS-TH1を置く
ハードクレートの近くにIBS-TH1を置きます。
インストールしたアプリとIBS-TH1をBluetoothで接続する
表示用のアプリのEngbirdをインストールし、EngbirdとIBS-TH1をbluetoothで接続します。
アプリで温度を確認する
アプリに温度と湿度が表示されるので、確認します。
グラフで温度の推移を確認する
Diagramのボタンを押すと、時系列で温度と湿度を確認できます。
7月中旬の車を運転した後に、車を締め切って測定しました。
結果、46℃まで気温が上昇していました。
車の中は暑いと思っていたが、まさかここまでとは。。。
愛犬とのお出かけに便利なグッズに関しては、こちらの記事にまとめています。
Inkbird IBS-TH1を使用しての感想
良かった点① 小さくて持ち運びやすい
直径が56mmと小さいため、持ち運びに困りません。
また、本体に磁石がついているので、冷蔵庫などにくっつけることも可能です。
良かった点② バッテリーがもつ
1か月使用しているのですが、いまだにバッテリーが100%あります。
(バッテリーの残量表示が、正しく動いていればですが。。)
このペースだと、1~2年は電池を交換せずに使用できると思われます。
気になった点① 電源オン・オフのボタンがない
電池をいれると起動する仕様となっており、電源ボタンがありません。
今回は車の中だけで起動すればよいので、「使用しないときは電源をオフにしたいな~」と思っていました。
しかし、電源をオフにできず、電池を外すのも面倒なので、センサーをつけっぱなしにしています。
気になった点② 電池の交換がしずらい
電池カバーと本体をはめこむ箇所の形状が独特で、電池カバーを上手く外せないことがあります。
このような形状の電池カバーを使い慣れていない場合は、少し苦労するかもしれません。
気になった点③ アプリでグラフを表示する際に、ロード時間が長い
Inkbird IBS-TH1のアプリにはグラフを表示する機能があります。
グラフを表示しようとすると、これまで取得した温度と湿度をロードするのですが、ロードが長く、また、ロード中には画面を移動できません。
仕様としてやむを得ないのかもしれませんが、少し不便です。
気になった点④ アプリからの位置情報の取得を許諾する必要あり
温度表示用のアプリ(Engbird)を使用する際に、Inkbird社による位置情報の取得を承諾しなければなりません。
温湿度の表示に位置情報は必要ないはずである!
センサーがこんなに安いのは、使用者の位置情報を取得するためではないのか?
許せん!!
みたいに考える人もいると思います。
私が調べた限りでは、「Inkbird社の陰謀ではなく、Androidが定めた仕様のためでは?」と考えています。
Android6.0(Marshmallow)から、BLEを使うアプリには
引用元:https://qiita.com/hisanaka/items/c37d5ecb8fb520e6c9ecandroid.permission.BLUETOOTH
、android.permission.BLUETOOTH_ADMIN
に加えて、android.permission.ACCESS_COARSE_LOCATION
またはandroid.permission.ACCESS_FINE_LOCATION
のパーミッションが必要となりました。
とはいえ、Inkbirdは中国の会社であり、また、位置情報がどのように活用されているか明らかではありません。
位置情報の許諾をしたくない場合は、IBS-TH1を購入しないほうがよいです。
気になった点⑤ 他の温湿度計と温度が異なる場合がある
IBS-TH1を購入してから半年後、自宅にタニタの温湿度計を設置しました。
タニタの温湿度計とIBS-TH1の温度を比較したところ、2~3℃異なっていました。
原因はわかりませんが、IBS-TH1の温湿度が正しいかどうか、定期的に確認いたほうがいいかもしれません。
もし温度が異なっている場合は、Setting画面で温度を調整することが可能です。
まとめ: 車の中での温湿度の測定に最適
いかがだったでしょうか?
ここまでの内容をまとめますと、次の通りになります。
✔ 車の中の温湿度を確認したいなら、IBS-TH1と専用アプリのBluetooth接続が最適
✔ IBS-TH1を使用すると、車の中の色々な場所の温湿度を簡単に測定できる
✔ IBS-TH1はバッテリーの持ちも良く、持ち運びしやすい
✔ IBS-TH1を使用する際には、アプリによる位置情報の取得を許諾する必要あり
愛犬が熱中症になってからでは、後悔しても遅いです。
現状把握のために、IBS-TH1を購入してみてはいかがでしょうか?
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