コーギーのこむぎが、犬の膀胱炎を繰り返してしまいました。
前回の反省を活かし早期に発見できましたが、前回に引き続き闘病記を書いていこうと思います。
今回で膀胱炎は2回目ですが、初めての膀胱炎のときは、飼い主の知識不足もあり発見が遅れてしまいました。
初回の様子については、こちらの記事を見てもらえると嬉しいです。
犬の膀胱炎とは
「価格.com – 犬の膀胱炎の症状・原因と治療法について獣医師が解説」によると、
膀胱(ぼうこう)炎とは、膀胱の粘膜に炎症が起きる病気です。
細菌感染や、膀胱結石(結晶)などが原因となります。細菌感染による膀胱炎は、通常、原因の菌に対して効果のある薬を使用することで治りますが、繰り返し膀胱炎になったり、治るまでに長期間かかったりする、難治性のものもあります。
膀胱炎の症状は、残尿感から繰り返しトイレに行くようになったり、落ち着きがなくなったりするだけではありません。痛みが生じたり、膀胱粘膜から出血が起こり、血尿が出ることもあります。
https://hoken.kakaku.com/pet/dog_injuries/urinaryorgans/bokoen/
という病気です。
書籍「コーギー版家庭犬の医学」によると、細菌性膀胱炎は、
尿道が細く長いオス犬よりも、尿道が太く短いメス犬の方が発症しやすい傾向にある
「コーギー版家庭犬の医学」84P
ようです。
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愛犬こむぎの膀胱炎闘病記
2022年2月上旬 尿の臭いが強くなったため、病院で確認する
前回の膀胱炎の反省を踏まえ、pHチェッカーにて朝の尿のpH値を定期的に確認していました。
朝の尿のpH値が6.0~6.5であることは確認できていましたが、頻尿で尿の臭いが強くなったので、病院で見てもらうことにしました。
トイレトレーからトイレシートを抜き、早朝の尿を回収して動物病院に向かいます。
前回の反省が生かされて、こむぎも嬉しいわん!
結果、
● 尿から細菌が検出される。
● 尿にストラバイト結晶が見られる。
という状態でした。
細菌を退治するための薬を5日分もらい、こむぎのご飯を1か月間ユリナリーに変更するよう指示をいただきました。
こむぎは、膀胱炎の薬を飲んだら眠くなります。
2022年2月中旬 めきめき元気になる
5日分の薬を食べたら、食べる前に比べて運動量が活発になりました。
また、朝のpH値は5.0~5.5まで酸性に傾きましたが、引き続き朝晩ともにユリナリーを食べさせます。
飼い主の注意不足かもしれないが、
病院に行く前に運動量が低下していることには気づけませんでした。。。泣
元気になったので、登山や旅行も計画通りに行ってきました。
3月上旬 2度目の動物病院に行く
初回の検査から4週間経ったので、尿を採取して2度目の動物病院に行ってきました。
結果、
● 尿から細菌が検出されない。
● 尿にストラバイト結晶も見られない。
という状況で、見事に完治しました。
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3月中旬 再発防止のためにフードを選定する
完治後のフードについて相談すると、フードサンプルをいくつか頂きました。
これらのフードは以下の手順で購入でき、Amazonなどのショッピングストアでは基本的には購入できません。
1. 動物病院にて、動物病院の病院コードをもらう
2. 各メーカーのオンラインストアにて、1のコードを入力する
3. 購入する
これらの手続きが手間なので、人づてに勧めてもらったBoschのフードを試してみます。
こむぎの場合は、動物性タンパク質が多い食事をとると尿がアルカリ性に傾きやすいです。
Boschのフードはタンパク質の比率が比較的小さいため、こむぎには効果的なフードだと感じています。
ストルバイト結石になりやすい食材は、主に動物性たんぱく質です。
動物性たんぱく質にはプリン体が含まれており、このプリン体が体内で尿酸に変化されアルカリ性になることで結晶化されます。
しかし、動物性たんぱく質は犬にとって必要な栄養素でもあります。
動物性たんぱく質が全て悪いというわけではなく、phとの関係や過剰摂取などでストルバイト結石を引き起こします。
https://psnews.jp/dog/p/52501/#3
また、うんちが柔らかいときには、ごはんにビオフェルミンを1粒混ぜています。
「ビオフェルミンを、犬に与えても大丈夫なの」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、問題ないようです。
整腸剤として知られる人用の「ビオフェルミン」は、犬に与えても問題ありません。与える際にはいくつか注意したい点があります。
https://petokoto.com/articles/3132
これで膀胱炎が再発しないことを祈るばかりである。。。
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