愛犬のコーギーこむぎが2回膀胱炎になってしまいました。
1年にわたり色々なフードを試し、現在は膀胱炎の再発を防げています。
この記事では、以下2点のポイントを解説しています。
✔ コーギーこむぎで膀胱炎を防げているフード
✔ コーギーこむぎに試したフード一覧
また、こむぎの膀胱炎の闘病記は、こちらの2つの記事にまとめています。
興味があれば見てもらえると嬉しいです。
膀胱炎を予防できているフード
Boschのフード
Boschの高齢犬用総合栄養食をあげることで、ストルバイト結晶による膀胱炎を予防できています。
こむぎの場合は、動物性タンパク質が多い食事をとると尿がアルカリ性に傾きやすいです。
Boschのフードはタンパク質の比率が比較的小さいため、こむぎには効果的なフードだと感じています。
ストルバイト結石になりやすい食材は、主に動物性たんぱく質です。
動物性たんぱく質にはプリン体が含まれており、このプリン体が体内で尿酸に変化されアルカリ性になることで結晶化されます。
しかし、動物性たんぱく質は犬にとって必要な栄養素でもあります。
動物性たんぱく質が全て悪いというわけではなく、phとの関係や過剰摂取などでストルバイト結石を引き起こします。
https://psnews.jp/dog/p/52501/#3
こむぎにBoschのフードをあげる際に気を付けているのは、次の3点です。
まず、うんちが柔らかいときはビオフェルミンをごはんに1粒混ぜます。
こむぎの場合は、ビオフェルミンを飲ませるとうんちが適度な固さになります。
「ビオフェルミンを、犬に与えても大丈夫なの」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、問題ないようです。
整腸剤として知られる人用の「ビオフェルミン」は、犬に与えても問題ありません。与える際にはいくつか注意したい点があります。
https://petokoto.com/articles/3132
次に、運動量が少ないときはごはんの量を少なくします。
こむぎの場合は、前日の運動量が少ないと早朝の尿のpH値がアルカリ性に振れてしまうことが多いです。
ご飯の量を少なくすると、pH値が6.0~6.5に落ち着きやすいです。
なお、こむぎ家ではロールpHチェッカーによりpHを確認しています。
健康的な犬であれば、尿は中性から若干酸性よりのpH6~6.5が理想とされています。犬の尿pH値をチェックする際には、pH試験紙やpHチェッカーをよく確認して、数値がこの範囲に近いかどうかをチェックするようにしてくださいね。
https://www.pochi.co.jp/ext/magazine/2020/03/point-of-urine-ph.html
最後に、うんちの後は肛門を拭くようにしています。
こむぎは少し嫌がりますが、散歩中でも肛門を拭かせてくれます。
メスは肛門と尿道が近いため、うんちが特別やわらかい場合は、肛門を清潔にしておくと良いみたいです。
細菌感染
多くは細菌感染であり、ウイルスや真菌(カビ)などによるものはまれです。通常、雑菌が外部から尿道へ侵入したり増殖しないように防御機能が働いていますが、なんらかの原因で防ぎきれなかったときに起こります。メスは肛門と尿道口が近いので、下痢などで腸の菌が侵入しやすいことがわかっています。また、疲労やストレスなどで防御機能が衰えてしまうこともあります。
https://hoken.kakaku.com/pet/dog_injuries/urinaryorgans/bokoen/
こむぎに合わなかったフード
こむぎに合わなかったフードは次の通りです。
プリスクリプション・ダイエット
■ 早朝の尿がアルカリ性のままだった
■ うんちの形は良かった
ユリナリーS/O(ユリナリーS/Oライト)
■ 早朝の尿のpH値が適正値(6.0~6.5)になった
■ うんちの形は良かった
■ 膀胱炎やストルバイト結晶の治療中はあげてもよいが、完治した後は動物病院から推奨されず(こむぎの場合)
通常タイプのユリナリーS/Oと、カロリー控えめのユリナリーS/Oライトの2種類あります。
こむぎの場合は、尿にストルバイト結晶ができた際には、ユリナリーを食べることを推奨されています。
ユリナリーを1か月ほどあげると、ストルバイト結晶が消滅したこともあります。
ブリスミックス pHコントロール
■ 早朝の尿がアルカリ性のままだった
■ うんちの形は良かった
ナチュラルハーベストの療法食
■ 早朝の尿のpH値が適正値(6.0~6.5)になった
■ うんちが柔らかかった
ブリスミックス サーモン
■ 早朝の尿がアルカリ性のままだった
■ うんちの形は良かった
まとめ:こむぎには、Boschのフード&もろもろの対策が有効
いかがだったでしょうか?記事のまとめは次の通りです。
✔ コーギーこむぎには、Boschのフードが有効
✔ コーギーこむぎの場合、他のフードだとpH値がアルカリ性になったり、うんちが柔らかくなったりする
今後も、こむぎの様子を定期的に確認し、膀胱炎の予防に努めます。
また、他にもおススメのフードがあれば教えてもらえると助かります。
コメント